風が気持ちいい5月の東京湾奥。
バチといっても2~3月のやつらとは違い
うじゅるうじゅる
(´ω`)
いわゆる「クリーチャー・バチ」です。
体長15cmの巨体からあふれる体液はまさに抹茶フラペチーノ。
しかし、この抹茶フラペさん巨大なだけに釣れるシーバスもけっこう大きいのです。
ということで、GWはこいつとクルクルバチがメインに。
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GW序盤のある日
この時期特有の南強風が湾岸エリアを吹き荒れる中、
いまいちパターンが絞りきれず迷走。
テトラ帯に突き出たストラクチャーの先端をいろんな角度からタイトに攻め・・
■Pattern①/ワンダー65(レッドヘッド)
ようやくフッコ1G・・・も後が続かず。
2、3日は吹き続いた南風によりベイトは必ず岸に寄っているはず。。
と、南風がダイレクトにあたるゴロタを要したオープンエリアへ。
沖の潮目に投げていたfeel100に1匹のセイゴが突っ込んでくる。
(´ω`)
もしかして・・バチ喰ってる?
数投後、フックにキモンスターが。
il|li (´ω`;) il|li
このバチ、なぜか非常に繊維質でありましてフックからはがすのにひと苦労。
手が抹茶まみれです。
疑惑は「確信」へと変わり
選んだのはfeel120。
これがハマるっ・・・
■Pattern②/feel120(ナイトクラウン)
活性の高い40~45サイズが猛攻をしかけてきます

■Pattern②/feel120(〃)
風がゆるんでくると同時にサイズも上向きに・・

■Pattern②/feel120(ナイトクラウン)
しかしなかなかスズキサイズは出ず。

(同上)
ここでtwitterを見たピクミン改め小峯氏が襲来。
(´ω`)
不吉なことが起きそうな匂いがプンプンします。
後日、この不安は的中することに。
つづいて

■Pattern②/feel120(レッドベリー)
なんかデブである。
(同上)
こんな子も果敢にアタック。

ニジマスかな?
アタリがなくなってきたものの
feelのデッドスローで攻め続け

■Pattern②/feel120(レッドベリー)
この45㎝をラストにお腹が減りすぎて納竿。
苦戦していた小峯氏も
パターンを伝授したあとは良型G。
帰りに寄ったファミレスで抹茶ラテを飲んでみるも、やや複雑な気持ち。
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前回釣行から2日後
( ´_ゝ`)
一昨日のバチフィーバーをもういちどだけ。。
ということで再び同ポイントへ。
この日もfeelを先発しようとするも、手前のゴロタには多数のクルクルバチが。
なのでキャロット73Sを先発してみる。
引き波をたて早目のリトリーブに徹すると・・

■Pattern②/キャロット73S(みたらし)
いきなり55がひったくり。

(同上)
しかしその後10m強の爆風のためか後が続かず。
若干風裏になる場所へはいりなおし、引き波をたて続ける。
■Pattern②/carott(みたらし)
バチを食べる時のシーバスのバイトは「シュポッ」と非常に小さい。
フッキングした後もはじめはセイゴか?と思うくらいの引きだけど次第に暴れはじめ
あげてみるとけっこう大きかったりする。

(同上)
この日は結局クリーチャーバチは見えず。

(´A`)
嬉しいようなさびしいような。
つづけてさらに風がよく当たる部分へ移動。
早目のリトリーブに徹し

■Pattern②/carott(みたらし)
お口をのぞくと

バチとカニが。
・・自分がシーバスを始めたばかりの頃、あるベテランの方から
「スズキは魚の中で一番なまけもの」、、というのを聞いた。
その時は「このおっさん何言っちゃってるの?」という感じだったけど
今になってなんとなくわかる気がする。
つまり、シーバスはその季節ごとに一番「楽」して食べることのできるベイトに多くの個体が付いている。
そうじゃないマイナーケースも多々あると思うが仮にルアーでシーバスを狙うのであれば
その「楽をしたいシーバスたち」を見つければ比較的「楽」にシーバスが釣れるということじゃないだろうか。
と「よしおちゃん、何当たり前のこと言っちゃってるの?」
と思っていただいたところで
体温計をくわえてしまった個体を追加してこの日は終了。

■Pattern②/carott(みたらし)
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翌日。
この日以降は用事のため、本日がGWシーバス最終日。
水面には6cmほどのクルクルバチが多数。
carottで幸先よく45を引きずりだすも・・
■Pattern②/carott72S(みたらし)
ここでまたしても小峯氏が出現。
そして、ついに不安的中の瞬間が。
小峯氏>「・・鳥の巣氏なんかデカいのきましたっっ」
水面をのぞくと確かにデカい。
よしお心の声>(でかいハクレンに決まってるんだ、きっとそうなんだ。)
すくいあげてみると
ぐああああああ
(※これは小峯魚です。)
そしてなぜか小峯氏「メジャーの上に乗せたいお・・」
といいだし
よしおメジャー、小峯ランカーによりヌルヌルに。
まあ、聞けば今日が誕生日ということなのでしょうがないか、、
その後は「お疲れ様でした〜」的空気が場を支配し
( ´∀`;)
ぐぬぬぬぬ・・と思いつつなんとなく集中力が切れ終了。

潮干狩りも一応いきました。
<2015GWバチパターンまとめ>
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①なるべく昼間から風速予報を見ておきベイトが流されているであろうポイント
(風が当たっている所)を予測。
②夜になったらなるべく潮位が高い時間帯をねらい出撃。(下げでも上げでもok)
③現地に到着しポイントをよく観察。
(クリーチャーバチがいればその大きさにルアーをあわせ、
クルクルバチが多数見えるようなら引き波系を選択。)
④ベイトがたまっている所に目星をつける
⑤リトリーブスピードとレンジを調整し当日のヒットパターンを探す。
・・まだまだ通用するパターンかと思いますので参考になったら幸いです。